【あいさつ】
ヘイラッシャ、mumemoです。
レギュレーションCが終わりました。めっちゃ好きなルールでした。且つめっちゃ成長できたルールでした。主にPJCSの話なんですが何にせよ自分があそこまでの結果を残せたのは自信になりました。加えて環境に毒寿司が蔓延るまで皆さんに使って頂けたことは、それほど使いやすくとっつきやすい構築を作れたのだと思います。今後の糧にしていきたいものですね。
とは言いますが本戦に出れなかったのは未だに悔しいですね。S7もギリギリ2桁に滑り込めたレベルですからプレイングについては私もまだまだだと思います。プレイングを高めるには対戦数をこなすことが大切だと思いますのでこれからもランクバトルを頑張っていこうと思います。
2023年度後半の目標ですが、11月に非公式大型大会ポケモンパラレルアリーナというものがあります。予選を勝ち抜いたらライブ大会に出場できるという私の様なトレーナーには持って来いの企画ですので参加させて頂こうと思います。モチベーションをそこに当てつつ日頃のランクバトル楽しんでいこうかなと。
【構築概要】
ベースは今まで通りの毒寿司です。
基本選出を「ヘイラッシャ+キラフロル/ハバタクカミ+α」とし、あくび+毒化粧を主軸として盤面をコントロールしながら終盤に捲くっていくスタイルです。しかしこの選出には弱点があります。
■先発高火力特殊+後発高火力物理
例）イーユイ+ハバタクカミorテツノツツミ+パオジアン+カイリュー
使用率が圧倒的に高いこの並びに安定して勝てません。初手ヘイラッシャ、キラフロルのどちらかに集中されるので、そのどちらかを読んで守るを通す択が発生します。その択によってはキラフロルが何も仕事できずに処理されます。テラスタルを切ればヘイラッシャ欠伸+キラフロル守るで通せますが、盤面をひっくり返す程のパワーはありません。なおかつ最もメジャーな並びに対して安定感に欠けるのは良くないと思いました。
その対応策としてディンルーを採用しました。ヘイラッシャ+ディンルーの並びは結果を出してる構築も多く、対特殊においては非常に安定感があります。しかしながらヘイラッシャ+ディンルーの並びは受けこそ強いですが、相手を倒す圧力が少ないのでカイリュー+ディンルーの並びで使うことにしました。ハバタクカミやテツノツツミの前にカイリューを出すのは相性的にどうだろうと思っていましたが、マルチスケイル+災の器のお陰で案外余裕を持って動くことが出来ました。裏には詰めとしてヘイラッシャを、スイーパーとしてハバタクカミを採用します。これにより裏選出「カイリュー+ディンルー/ヘイラッシャ+ハバタクカミ」の出来上がりです。
ラスト1枠は更に上記で対応が難しい粉系統に強く出れるように防塵イーユイを採用しましたが、これが正解かどうか分かりません。特にこの構築は対晴れにおいてワタッコに好き放題されてしまうので刺さってると思いきや隣のイダイナキバに瞬殺されたり、そもそもワタッコが初手に出てこなかったり、あまり活躍した記憶がありません。他に対晴れ（ワタッコ）に強く出れる選出を作れればより強くなれると思います。
【個体解説】
①ヘイラッシャ
特 性：どんかん
持ち物：たべのこし
テラス：くさ
性 格：わんぱく
実数値：H257-A121-B154-C×-D108-S60
努力値：H252-A4-B36-D180-S36
技 ：ウェーブタックル/みがわり/あくび/まもる
→Bに少し厚く振ってるお陰でパオジアン系統にも安定感が増します。Sはヘイラッシャミラーで先にみがわり貼れるように無振りトリトドン抜きです。対モロバレル、あくびヘイラッシャ、後発詰め性能を高める為にみがわりを採用しました。非常に感触が良く、技構成に不満はありません。しかしみがわりを採用したことできのこのほうしに怯える必要がなくなったのでテラスタルはくさタイプではなくても良いかもしれません。かみなりパンチ+じしんで圧力をかけてくるカイリュー+ディンルーにくさテラスタルで返した場面もあるので一概には言えませんが。
②ディンルー
特 性：わざわいのうつわ
持ち物：おぼんのみ
テラス：どく
性 格：わんぱく
実数値：H254-A131-B165-C×-D129-S72
努力値：H188-A4-B36-D228-S52
技 ：じだんだ/ヘビーボンバー/カタストロフィ/まもる
→Sラインを4振りテツノカイナ抜きまで振り、残りを総合耐久力が最大になるようにしたつもりでしたがH252-D204-S52の方が高くなることに記事を書いていて気が付きました。技構成は私にしては珍しい命中90%のカタストロフィを採用しています。あまり使いたくはなかったですが耐久ポケモンに対しての削り性能が凄まじいので泣く泣く採用です。一応技が外れるとじだんだの威力が倍になるというシナジーがあることで説得力を持たせています。ヘビーボンバーはハバタクカミを確定一発で落とす用です。
③ハバタクカミ
特 性：こだいかっせい
持ち物：ブーストエナジー
テラス：はがね
性 格：おくびょう
実数値：H145-A54-B75-C187-D155-S190
努力値：H116-C252-S140
→2月からずっと使い続けているハバタクカミです。Sブーストみがわりハバタクカミの努力値はこれが一番美しいと思っています。しかしながら私が4月に構築を公開した影響でこのハバタクカミ抜きぬきぬき調整までいるらしく盛大にメタられています。技構成についてはたたりめよりシャドーボールが強いです。威力が1.24倍も違います。更にDダウン追加効果まであります。何故誰も教えてくれなかったのでしょうか。
④イーユイ
特 性：わざわいのたま
持ち物：ぼうじんゴーグル
テラス：くさ
性 格：おくびょう
実数値：H143-A76-B100-C187-D140-S154
努力値：H100-C252-S156
→Sは最速イダイナキバ抜きぬき。主に後発ハバタクカミと合わせて出すポケモンでしたが、後発ヘイラッシャ、ハチマキカイリューを採用したことで立場が危ぶまれている。以前の仮想敵であったイルカマンがほぼいなくなった為、仕事も激減している。選出する場合は相手の崩し辛い鋼枠、高火力特殊を打ちたい合体ヘイラッシャ、モロバレル構築に、晴れワタッココータスなどに選出しますが以前のような安定感はどこかに消えました。
特 性：マルチスケイル
持ち物：こだわりハチマキ
テラス：ひこう
性 格：いじっぱり
実数値：H185-A204-B115-C×-D120-S114
努力値：H148-A252-S108
技 ：ドラゴンクロー/テラバースト/かみなりパンチ/しんそく
→一般的なカイリュー。Sは気持ち高め。当初ドラゴンクローはげきりんにしていましたが、最終日はあらぬ方向にしか打たなくなったのでドラゴンクローに変更。しかしこれだと火力が足りない場面も多く、頭を悩ませています。ディンルーと並べて先発で出しますが、ディンルーは地震を採用していない為、ひこうテラスタルではなくノーマルテラスタルでも良いかもしれません。その場合はドリルくちばしを覚えて欲しいのは山々なんですが、つばめがえしをテラバーストの代わりに採用します。
⑥キラフロル
特 性：どくげしょう
持ち物：きあいのタスキ
テラス：くさ
性 格：おくびょう
実数値：H159-A54-B110-C182-D101-S151
努力値：H4-C252-S252
技 ：パワージェム/エナジーボール/ステルスロック/ニードルガード
→SVで私が一番好きなポケモンの進化系です。だいちのちからをステルスロックに変更しています。理由としてはヘイラッシャ+キラフロル/ハバタクカミ+αで選出した場合、相手の後発襷パオジアン+カイリューに苦しめられる展開が多かったからです。キラフロルのステルスロックは警戒されづらく、非常に刺さっていました。だいちのちからがなくなりはしましたが、仮想敵であった対キラフロルはパワージェムで確定二発取れているのでそう問題ではありませんでした。
【選出】
■基本選出
先発：ヘイラッシャ+キラフロル
後発：ハバタクカミ+イーユイorカイリュー
→ヘイラッシャ+キラフロルが通せる場合はこれが一番強いです。あくびステロ毒菱展開に持ち込んで後発でスイーパーします。
■対高火力特殊
先発：カイリュー+ディンルー
後発：ヘイラッシャ+ハバタクカミ
→上記選出が出来ない場合の裏選出です。主にイーユイ+ハバタクカミorテツノツツミが対象です。先発組で低耐久高速特殊組を崩して相手の残数を減らしたところにヘイラッシャのあくびで詰めていきます。因みにハバタクカミはスイーパーですが、この選出では相手が異常状態にならないことも多く、たたりめより火力の出るシャドーボールが良いという結論になりました。
【おわりに】
次のレギュレーションDはどうしましょうか。追加ポケモンが非常に多くてガラリと環境が代わりますよね。特に浮いてるポケモンが多くてキラフロルの毒化粧が活かされない試合展開が多くなりそうです。となると私の毒寿司もここまでかな、と少し悲観しています。原案はレギュレーションAから使い続けているので出来れば考察を続けたいなとも思いつつ、他の構築も触ってみたいなという好奇心もあります。ともあれレギュレーションCお疲れ様でスター。またどこかでお会いしましょう。
