【あいさつ】
ヘイラッシャ、mumemoです。
毎度のようですが雑多書きです。他人が読みやすいようには書いてないのでご了承を。
こいつずっと寿司握ってるなと思われるかもしれませんがS3も寿司です。S2と同じく非合体寿司です。がにゅーオフ優勝構築も寿司です。SV通してずっと寿司握ってます。S2構築は最終80位と2桁に乗せることが出来ましたが構築に納得出来ない部分が多かったです。よって構築記事は雑になりました。しかし今回のS3は前月よりも完成度が高い構築に仕上がったので真面目に書きます。
ヘイラッシャ+キラフロルという並びに重きを置いた構築です。並びで言うといわゆる毒寿司と呼ばれる構築で、キラフロルの毒化粧で毒菱を撒き、合体した寿司で毒の定数ダメージを稼いで削っていく構築です。それを少しアレンジしてヘイラッシャは合体せずにキラフロルのサポートを行う構築に仕上げています。構築のスタートは毒寿司からの発想ではないが、中間的に毒寿司の動きを取り入れている。詳しくは次項より。
以下常体。
【構築経緯】
S1で合体寿司を使ってみたが惨敗。S2初期にヘイラッシャの種族値を眺めているとBDが入れ替わったカビゴンに見えた。剣盾時代に欠伸カビゴン+ステロガブリアスに当たった記憶が思い起こされ、慎重HDヘイラッシャをカビゴンの様に使ったら強そうから始まり。
アーキタイプになる構築記事を探したがそれらしいものがなかったので一から自分で作ることに。ヘイラッシャの隣にステロを撒けるポケモンを置いて欠伸ステロループでジワジワと削っていくスタイルを取ろうと思っていたため、ガブリアスやキラフロル、カバルドンなどを検討。結果的にSV新ポケで毒化粧という固有特性を持っているキラフロル。理由としては当初の欠伸ループとは外れるが欠伸で下げたポケモンにステロ+毒ダメが入れば十分な定数ダメージが稼げると考えたため。ここまでがS2で納得出来ていた部分。ヘイラッシャ+キラフロルの初手の並びには納得が行っていたのでまずは基本選出の残り2枠を練り直すことに。
先発2体で事が上手く運べれば3体目を出す頃には毒菱による毒、欠伸による眠りが効いている。よって相性が良い祟り目身代わりハバタクカミを検討。前期シーズンでキラフロル+祟り目ドラパルトを使っている人がいたため参考にした。65×2=130ダメージなため、実質ダイホロウ。ブーストエナジーを持たせて、ブーストツツミ以外には先手を取れるように。これにより環境のほぼ全てのポケモンに先手を取れるように。ツツミはムンフォで押せるのであまりに気してない。4枠目に多様な構築に出しやすいマルスケチョッキカイリューを採用。当初はバレルを重く見て鉢巻飛行テラバカイリューを採用していたが小回りが効かない、環境トップのツツミ+ハバカミに不利を取る事がどうしても気になったため突撃チョッキに変更したところすっぽりハマった。
先発:ヘイラッシャ+キラフロル
後発:ハバタクカミ+カイリュー
基本選出の4枠が決定。ここからは補完。ヘイラッシャを採用している以上、合体するかもという圧力をかけるためにシャリタツを採用。特性を呼び水で、雨パやイルカマンに強く出れるようになった。ラストに構築単位で重いモロバレルに強く出れるように防塵ゴーグルウルガモスを採用。欠伸ループでハメた相手の隙を見て蝶舞を積むのが強い。
【個別解説】
①ヘイラッシャ@ 食べ残し
ウェーブタックル/ボディプレス/欠伸/守る
構築の柱。欠伸で相手のリズムを崩しつつ、中盤、終盤での巻き返しを狙う。慎重HDという耐久特化なため、ツツミ、カミを前にある程度雑に動ける。
持ち物は場持ちの良い食べ残し。隠密マントも試してみたが、明確に強くなるのがテツノドクガ+ハバタクカミのアシッドボム+ムーンフォースくらいだと感じたため最終的には不採用。しかしバンギルガンの怯みに、ツツミノオーの氷に怯えることがない点は評価出来る。
テラスタイプは草テラス。弱点である電気、草を受けるためだけでなく、モロバレルの茸の胞子を避けるためでもある。
技はタイプ一致のウェーブタックル。ツツミ、トドロクツキ、ドドゲザン、バンギに刺さるボディプレス。採用理由の欠伸。守るである。
②キラフロル@気合の襷
構築の仕事人。物理相手が殴ってくれれば毒化粧により毒菱を撒き、それだけで十分な仕事になる。特殊ポケモンが鬼の形相で殴ってくるので、ニードルガードで防ぎつつ欠伸を入れる動きが強い。何気にC130族なので火力も馬鹿にできない上に技範囲が広い。
持ち物は気合の襷。毒菱を撒くことが第一の仕事であるため、特性と相性が非常に良い。キラフロルは特殊ポケモンを誘うので突撃チョッキを試したが、対地面、ヘイラッシャにおいてテラスタルを強制される場面が多かった為不採用。しかしキラフロルテラスタル前提の構築を組むのであれば非常に良い持ち物である。
テラスタルは草テラス。4倍弱点の地面技を1/2倍に出来る相性が良い。エナジーボールの火力も底上げ出来るのが偉い。当初は地面テラスを採用し、地面テラス大地の力で無振りサーフゴーを確一取っていた。しかし、S3になりサーフゴーが数を減らし、加えて耐久に振っている型の登場で確一が取れない事が増えたため、不採用。
技は一致のパワージェム。対サーフゴー、カイナ、鋼テラヘイラッシャに打つ大地の力。ヘイラッシャに打つエナジーボール。守るの上位互換のニードルガード。
③ハバタクカミ@ブーストエナジー
祟り目/ムーンフォース/身代わり/守る
先発の欠伸、毒菱を最大限に活かす型。古代活性によりブーストツツミ以外には先手を取れる点が強味。
持ち物はブーストエナジー。ブーストツツミ以外には先手を取れる。最速ブーストトドロクツキ抜きでもある。
テラスタルは鋼タイプ。ハバタクカミはフェアリー技のリーチを伸ばすフェアリーテラスタルが多いが、メイン技は祟り目であるため、耐性をガラッと変える鋼に。対トドロクツキにおいては非常に有効に働いたりしたが、正直諸説ある。
技は採用理由の祟り目。一致タイプのムーンフォース。これはマジカルシャインとの選択になるが、マジカルシャインだと相手ヘイラッシャの身代わりを割れないため不採用。身代わりはドドゲザンの不意打ちを避ける、相手ヘイラッシャからの攻撃を凌ぐための身代わり。ラストに守る。
④カイリュー@突撃チョッキ
ドラゴンクロー/テラバ/蹴手繰り/神速
ほぼどんな構築にも出せるマルチポケモン。上記3枠が苦手なモロバレルへの打点として飛行テラバ。
⑤シャリタツ@隠密マント/呼び水
龍の波動/ハイドロポンプ/悪巧み/守る
味方のウルガモスをイルカマンから守る仕事人。
⑥ウルガモス@防塵ゴーグル
虫のさざめき/火炎放射/蝶の舞/守る
対モロバレル。バレルと一緒に出てくるイルカマンはシャリタツが完封してくれるので安心して動ける。蝶の舞1積みで最速ツツミ抜きにしている。
【まとめ】
書くの途中で飽きてしまった……
リバティ圏内までもう少しだったが、及ばず41位。
だけど満足行く構築に仕上がったのでOKです。
次シーズンはキョジオーン対策を練り直したいです。